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歯牙疾患
・歯牙疾患について
猫ちゃんの歯牙疾患の大半を占めるのが歯周病です。むし歯は唾液のpHの関係でほぼ100%発生しません。猫ちゃんは唾液のpHがアルカリ性になっており、むし歯になりにくい一方、歯石がとても付きやすくなっています。
歯磨きの頻度は理想を言えば1日1回が良いでしょう。あまりに嫌がる子や歯肉炎が酷すぎて出血しやすい場合は3日に1回が目安となります。
フードによる歯石の付き方には諸説ありますが、最近ではドライもウエットも大きな違いは無いと言われてきています。猫ちゃんは泌尿器疾患にかかりやすいため、ウエットフードをメインにした食事をお勧めします。
・練習方法
①顔を触れるようになる
アゴ周りや額など猫ちゃんが好きな部分をなでながら触っていきましょう。
②口周りを触れるようになる
口が痛くなければ、口周りを触らせてくれます。
③好みのペーストやジェルを舐めさせてみて、指で歯につける
チキンやシーフードなどのフレーバーがおすすめです。
④好みのペーストやジェルをつけた歯ブラシを猫に確認させる
⑤好みのペーストやジェルをつけた歯ブラシを歯に当てて2,3回動かす
ここで攻めすぎると嫌いになります。
⑥慣れてきたら猫が嫌がらない程度に歯ブラシを動かす回数を増やしていく
嫌がる直前にやめられるように意識しましょう。
練習の手順をお伝えしましたが、この手順は一日に一気に実施するのではなく、少しずつやってあげてください。
一回にかける時間は10~15秒位が限界と思われます。
毎日短時間で行うのが長続きの秘訣です。
引用元:猫の診療室モモ(ブログ)
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