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ノミ
・ノミの予防について
「ウチの子はずっと家の中に居るから大丈夫」と思っておられる飼い主樣にもお伝えしたい内容です。
ノミは保護猫さんやお外に出る猫ちゃんがよく感染しますが、家の中で暮らしている猫ちゃんでもリスクが無いわけではありません。
主に感染しうる場所は2つあり、1つは玄関などの外界と接触しうる場所。もう1つは動物病院です。動物病院はノミをつけた猫ちゃん・ワンちゃんが出入りするので特に気をつけましょう。
私達がよくみかけるノミは殆どが成虫ですが、成虫は動物の皮膚の上で吸血後1,2日経ってから産卵し、卵がカーペットや絨毯などの暖かい場所にばら撒かれます。冬場でも室内は暖かいのでノミは卵から幼虫、さなぎへと成長していきます。猫ちゃんにノミがついているのであれば、お家の中で繁殖している可能性が高いので気をつけましょう。
ノミの病害には、貧血、刺咬部位の炎症や痒み、ノミアレルギー性皮膚炎、瓜実条虫の媒介、猫ひっかき病などが挙げられます。猫ちゃんだけでなく人にも病害が出るので駆虫薬の滴下をお勧めしています。人が咬まれた場合は膝より下の部位に強い痒みのある発疹が出ることがあります。
予防は滴下するタイプのお薬を月1回、通年の予防がお勧めです。
引用元:猫の診療室モモ(ブログ)
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